この記事は ドミニオンアドベントカレンダー の13日目の記事です
予言は当たるのか?
予言(よげん、英: prediction)とは、ある物事についてその実現に先立ち「あらかじめ言明すること」である。(wikipedia)
自分に都合の良い占いだけは信じるドミニオンプレイヤーの皆さん、こんにちは。かよしいです。
「予言」と「前兆」はドミニオン旭日から新しく登場したギミックです。大雑把にいうと以下のようなものです。
- 予言: ゲーム全体に影響を与えるカード。ただしゲーム開始時は非活性状態。
- 前兆: 前兆カードが一定回数使用されると予言カードが活性化する。
プレイヤー全体に影響を与え、ゲームのルールも変えてしまうことから、とりわけランドマークなどと並んで非常に影響力の強いギミックになっています。関連カードやルールの詳細についてはdominion wikiやこちらのブログを参照してください。
このギミックの面白いところは「予言の成就に関する駆け引き」にあると言えるでしょう。予言が成就することを前提にデッキを構築するか、はたまた無視して構築を進めるのか。予言を成就させるとしたらどのようなタイミングとするか。ここに駆け引きが生まれ、プレイヤーの実力が反映されます。
この記事では予言カードについて自分が持っている印象や覚えておくべき知識などを雑にまとめていきたいと思います。
予言についての持論
大前提として、基本的に予言は発動すると思った方が良いと思います。なぜなら、前兆カードに強いカードが多いからです。例えば、以下のカードは予言カードがなくても購入を強く検討するカードたちです。(ごめんね田舎の村)
- 歌人: +1ドロー+1アクション+1sun, デッキの一番上を公開しコスト3以下なら手札に加える
- 川の社: +1Sun、手札を2枚まで廃棄。このターン中の購入フェイズでカードを獲得していない場合、クリーンアップフェイズの開始時にコスト4以下のカード1枚を獲得
- 狐: +1Sun、下記の効果から2つ選ぶ。「+2金」、「+2アクション」「他プレイヤーは呪い1枚を獲得」「銀貨1枚を獲得」
- 茶屋: +1Sun+1ドロー+1アクション+2金
- 山の社: +1Sun+2金、手札1枚を廃棄してもよい、廃棄置き場にアクションがある場合+2ドロー
自然にデッキを強化しようと思ったらこれらのカードがデッキに入り、気がついたら予言が成就してしまうことが多いです。なので、予言カードの理解を深め適切なデッキを構築するスキルは勝率を高めるためにとても重要になってくると思います。
また、これも前提知識ですが、基本的には自分が予言を発動させるのが好ましいです。予言カードの多くはプレイヤーにポジティブな影響を与える効果であり、それを最初に享受することは大きなアドバンテージに繋がります。
予言を成就させるタイミングはとても重要であり、そのためにあえて使える前兆カードを使わないことや、自分で予言を成就させるために予言カードを多く採用することも検討するべきだと思っています。仮に2人戦で自分が後手だった時、順番に前兆カードを1回ずつプレイしていくと相手が予言を成就させることになってしまいます。影響力の大きな予言カードの場合は、前兆カードを多めに入れたり、あえて入れるタイミングを遅らせるなどを検討できるかもしれません。(なんでもバランスがあるけど)
予言カードがあるサプライはぜひ、「いつ予言を発動させるか」「どちらのプレイヤーが発動させるか」を意識して考えてみてくださいね
予言カード雑解説
それでは早速、予言についてまとめていきたいと思います。
- 個人的に影響力が大きいと思うものから解説していきます
- 2人戦を想定して書きます
急速拡大
この予言が発動すると、ゲームスピードが一気に加速します。獲得したカードはターンの開始時「アクション権を使わずに」使うことができるので、獲得する全カードに「1度だけ+1ドロー+1アクション」されるみたいなものです。
この予言がある場合は、必ず「カードを獲得するカード(工房や鉄工所など)」に意識を巡らせておきましょう。可能ならば、予言発動前から仕込んでおきたいです。アクション、財宝カードを獲得した枚数だけ次のターンの自分の動きが強くなるので、過剰と思うくらい集めましょう。
獲得系カードで獲得系カードを取る動きも有効ですが、その場合その獲得カードで獲得するカードが使えるのは2ターン先になる、ということには注意です。2ターン先に向けてパワーをチャージするイメージの行動と考えると良いでしょう。
特にやばいのは馬関連カードです。例えばそりや騎兵隊は「次のターン+4ドロー+2アクション」という化け物カードに早変わりします。騎兵隊は獲得時に+1購入+2ドローも付いてくるため、デッキがどんどん周りカードをどんどん獲得してゲームが終わります。その他の馬関連カードも、次のターンの手札とアクション権を潤してくれるカードたちに変わるため、デッキのメインエンジンとして検討し構築を進めていきましょう。
注意点としては、この効果の発動は強制なため獲得したカードをそのターン中に利用できなくなる点があります。例えば職人や彫刻家で手札にカードを獲得しても、すぐに脇に置かれてしまうため、そのターン中には使えないです。1ターンにデッキを強化できるスピードに上限ができてしまうため、この予言が発動したタイミングでの「構築の差」が埋まりづらくなる点は意識しておきましょう。
その他に覚えておきたい動きとして、「最終ターン直前の銅貨獲得」があります。次の自分のターンで絶対ゲームを終わらせる or 終わるぞ! というときは、余っている購入権で可能な限り銅貨を購入しておきましょう。次のターンに限り、デッキを汚さずに金量を増やすことができます。かなり馬鹿にならないテクニックです。
獲得できるアクションカードにコストの制約がありません。7コストのアクションカードや8負債のアクションカード、ポーションが必要なカードだって無料で獲得です。強い。
この予言が発動すると強いアクションカードがどかどかデッキに入り、しかも必ず初期手札に入るため、1ターンの動きが強くなる傾向にあります。ゲーム開始時にサプライにある全てのアクションカードを今一度確認し、神器発動後どのカードを取るかを考えることが重要です。また、そのターンに安定して動くためのカード(ドローカードだけがある場合は村を取るなど)を優先して取っていきましょう。
この予言は予言成就時にもアクションカードを獲得できるため、他の預言に比べより発動タイミングの駆け引きが重要です。最後に使った前兆カードに「好きなアクションカードを手札に獲得する」という効果がつく訳ですから、前兆カードの過剰投入を検討したり相手の前兆カードのカウンティング、トラッキングを怠らないようにしましょう!
官僚制
普通の世界ならば何かを得た時についでにお金を得られるなんてとても幸せです。でもドミニオンの世界の銅貨はゴミなので、とても不幸せな予言です。
この予言が発動した後はデッキの汚れるスピードが尋常ではないため、過剰廃棄デッキを作っていく必要があります。仮に毎ターン2枚のカードを獲得する場合、デッキに2枚ゴミが入った状態で引き切りをし、その上で銅貨を2枚廃棄するということができなければ少しずつデッキが汚れていくことになります。”強いデッキ”=1ターンでの獲得枚数が多いデッキほどデッキが汚れるスピードが早いため、引き切りデッキができているからと言って油断せず、しっかりと獲得枚数以上のゴミを捌けるデッキを作っていきましょう。
サプライに廃棄カードがない?地獄ですね…。その場合は「前兆カードに触らないステロ戦術」を検討してみるのも良いかもしれません。中途半端にコンボデッキを目指してしまうと、予言発動後にデッキが死にます。1ターンの獲得枚数を最小限にするステロデッキは、官僚制のデッキ汚染効果に耐性がある良い戦術といえます。道具とかあると良いですね。
覚えておくと良いこととしては、カードを大量に獲得できる点から庭園や塔は要チェックです。通常よりも強い戦略になる可能性があります。
また、滅多にできませんが封鎖で銅貨獲得は一考の余地があります。0コストでないあらゆるカードを”獲得”した時に呪いを撒ける強い沼の妖婆の完成です。さらに銅貨も獲得してしまう訳ですから、かなり強い制限を強いることができます。
厳冬
厳しい冬です。備えましょう。
この予言が発動するとゲームスピードが遅くなります。デッキを構築しようとカードを集めようとすると、負債がのしかかり次のカード購入が遅れてしまうからです。「官僚制」の場合はステロの検討も視野に入れますが、この予言の場合は逆に、しっかりと構築を目指した方が良いことが多いと思います。「官僚制」と違ってデッキ強化に時間はかかりますがデッキは弱くなりませんし、属州や財宝カードを獲得した時の負債獲得がステロ戦術にはきつすぎます。
イメージは陣取りです。いかに負債が乗っていないカードを自分が取るか、ということを強く意識しましょう。欲しいカードに負債が載ってる場合は、デッキ構築でいずれデッキに入れるカードだったり、入れても邪魔にならないカードだったらそちらを取るようにします。多くの場合、強いカードを取った時のデッキの強化 < 負債獲得の負担 なことが多いです。極論、全ての負債を相手から押し付けられたら、自分は全てのカードのコストが+2で戦っているようなものです(厳密には違いますが)。
どうしても負債がのっているカードを取りたい場合、2枚まとめて取れると良いですね。仮に負債が載っている4コストのカードを2枚連続で取りたい場合、10金2購入必要です。厳冬発動後からそのくらいデッキを強くするのは大変なので、デッキをしっかりと強化し、自分から予言を発動させて、いの一番に強いカードに負債を乗せることを目指しましょう。
要注意カードは、「同じカードを2枚獲得するカード」や「相手にカードを獲得させる」カードでしょうか。例えばそりを使うと馬を2枚獲得しますが、もれなく2負債がついてきてしまうようになります。詐欺師や総督、道化師のようなカードは負債が乗っている山のカードを押し付けられることでアタックの効果が増します。
好機到来
この予言が発動すれば、さまざまなカードの強さが変化します。たとえば
- ドローカードの評価が上がります。不要なカードは脇に避けやすくなりますし、必要なカードは次のターンに最初に手札に入ります。
- 「N枚までドローする」カードの評価は下がります。前のターンから引き継いだカードで手札はとても多い状態だからです。
- “手札捨て札にするカード”(倉庫など)の評価がやや下がります。ターンが進むにつれてデッキの枚数は薄くなって回転させやすくなりますし、捨てたカードをまた引かなくてはなりません。特に保管庫や物置、境界地で不要なカードを捨てて+1金!みたいなことは最終ターン以外やらないようにしましょう
- 呪いや廃墟など不要なカードを撒くアタックの評価はやや下がります。一度引いて脇に置いてしまえさえすれば、デッキの回転にあまり影響を与えないからです(-1勝利点は普通に痛い)
といった感じでしょうか。この予言があることでデッキの構築方法が変わることはあまりないかと思いますが、上記の点は気をつけましょう。
この予言がある時に気をつけるべきは、デッキの構築方法よりも「丁寧なプレイ」です。「財宝を全て使用する」ボタンを押して、必要のない銅貨をプレイしてしまってませんか?デッキがないのに無駄にアクションカードをプレイしてしまってませんか?そのターン必要な最低限のカードのみをプレイするようにし、それ以外のカードは次のターンに回すようにしましょう。
また、勝利点を購入し始めてもデッキが弱くなりづらい点にも注意です。獲得した勝利点を脇に置いてしまえばデッキは綺麗なままです。過剰引き切りデッキは実質デッキが弱くならずに勝利点を取り続けることができます。相手が失速することを想定したゲームプラン(庭師や豊穣の角笛)を取る際は注意しましょう。
要注意カードはフリゲート船です。せっかくためたカードを全て捨て札にする羽目になります。気をつけましょう!!!
狼狽
デッキから財宝が消えます。そのため、これがあるときは財宝カードなしで属州を獲得 or 3山枯らしができるようにする手段を考えておきましょう。アクションカードで金量を出せるならばそれを連打できる体制を目指します。また、財宝カードを獲得できるカードがあればそれでも代替できます。
仮に仮想金を出せるカードがない場合は、増えた購入権で忘れずに銅貨を購入するようにしましょう。財宝カードがデッキから無くなると誇張じゃなく詰みます。8金を出すために必要になる手札の枚数も増えるため、いつも以上にデッキを強くする必要があります。
この予言があるときは、無理に財宝カードの廃棄をするべきか銅貨を考える余地があります。もちろん普通に廃棄をした方が強い場合もあるのですが、予言をさっさと発動させてデッキから消してしまう方が早い場合もあって難しいです。これは経験で覚えるしかなさそうですが、廃棄カードと前兆カードの強さをよく考え、プランニングしましょう。
要注意カードは駐屯地ですね!銅貨を雑に集めることで毎ターン多くの手札から開始できます。
病
どちらのデメリット効果も非常に痛く、厳しい二択を迫られます。手札2枚からデッキを回すのは大変なので、多くの場合は呪い獲得を選ぶことになりそうです。これも、自分から発動させたい予言の一つですね。相手に先に厳しい二択を突きつけましょう。
この予言への備え方はいろいろありますが
- しっかりと廃棄を行い、呪いが入った時に備える。最もオーソドックスな対策と言えます。
- 「N枚までドローする」カードで備える。寵臣とか相性が良いです。望楼も呪いの廃棄、手札の不要なカードを捨ててデッキを回転のどちらかを選べるのでいい感じですね。
- 呪いを撒くカードをたくさん使う。呪いさえなくなってしまえばこの病は怖くないため、予言が発動する前に呪いを撒き切ってしまう、予言が発動した後も手札捨て札で耐えて相手にだけ呪いを押し付ける、などで対応可能な時があります。
- 探検やサルなど、クリーンアップフェイズ後にカードをドローできるカードで耐える方法です。相手だけ呪いを取らないといけない状況になってしまえばこちらのものです。
- 捨て札にすることでリアクションできるカードで耐える方法もあります。忠犬が3匹いたら怖くありません。
といったところです。
ハンデスカードがある?地獄ですね…。頑張って呪いを廃棄しましょう。
豊作
自分は初見ではあまり強いと感じませんでしたが、実際にプレイしてみるとすごいことが書いてますね、となります。財宝に+1購入と+1金が付く影響は非常に大きく、例えば銅, 銀, 金の3枚のみで属州購入ができるようになります。最初の銅貨は2金+1購入なので、廃棄せずにあえて1枚残すこともあるくらいです。
金銀銅以外の財宝カードがサプライにあるかは要チェック。あれば積極的に取り入れてデッキを構築していきましょう。戦利品があるなら全力で集めましょう。
これは自分のプレイスタイルもあるかもですが、この予言があるときは自分はある程度財宝を入れてデッキを回せるようになったらさっさと属州を買い始める先行逃げ切りを目指すことが多いです。デッキの継戦能力(毎ターン8金を出し続ける力)が思ったよりも上がるため、構築が間に合わ無くなる場合が多い気がします。コンボデッキの構築を目指す場合は、そのスピードの差を意識すると良いと思います。
進歩
個人的に一番嫌いな予言です。何が進歩だ!
このカードは進行を遅らせるデメリットカードとして捉えたいです。特に勝利点を購入し始めると次のターンそれが初期手札にまぎれるため、安定してデッキを回しづらくなります。属州2枚購入したら、次のターンは民兵喰らったのと条件は同じです。ステロなどはせず、しっかりとデッキを構築し勝利点を買っても次のターンデッキを回せることを目指しましょう。
予言発動後から勝利点を買うまでは、常に次のターンを想像しながらプレイするべし。次のターンの初期手札がある程度コントロール&予測できるわけですから、次のターンの開始時に必要なカードを今のターンに優先して獲得するようにしましょう。デッキにドローカードがたくさん残っていたら、村系カードを買っておくなどですね。
勝利点を買い始めてからは、デッキに来る勝利点の影響を減らすような動きを考えましょう。金量+購入を過剰に出して、属州,村,ドローカードを購入するみたいな動きが理想ですね。
このカードがあるときは呪い撒きのアタックの凶悪さが増します。相手のデッキの上に呪いを獲得させるわけですからね。リストラを食らった海の妖婆を思い出します。もし狐がある場合は、何に置いても狐を最優先に取りにいきましょう。
偉大な指導者
前線に出てる指導者のイラストが素敵ですね、まさにリーダーです。
非常にシンプルな効果で、ターミナルアクションの価値が上がります。連打したいアクションカードは何かを考えて、早い時期から集め始めましょう。
感覚としては、チャンピオンがあるサプライとほぼ一緒ですね。チャンピオンを使えるようになる少し前あたりからターミナルを入れていくことになりますが、それと同じ感覚で使っていくと良いでしょう。
次のようなカードが集める候補になります
- シンプルにドローカード。鍛冶屋系はデッキを回すエンジンとなります
- 橋、橋の下のトロル、発明家といったコスト削減カード。連打するほど強いカードなので枚数確保が重要です
- 忍者や魚屋といった影カード。アクション権が要らなくなった影カードは雑に強いです
逆に、この予言があるサプライで村系のカードを入れると将来あまり役に立たなくなってしまいます。構築のため多少入れることはあれど、過剰に集めすぎないようにしましょう
悟り
この予言の本体の効果は「財宝カードはアクションカードでもある」の部分です。これにより、カードの種類を参照するカード、例えば生贄、念視の泉、置き去り、廷臣などが強くなるので見逃さないようにしましょう。
この予言が発動すると、特に銅貨がデッキの回転を妨げなくなるため、それを意識した構築をすると吉です。発動した瞬間に銅貨を無視してアクションをプレイできるようになるので、銅貨以外のカードの枚数をカウントしておくのがおすすめ。例えば、銅貨以外のカードが屋敷3枚, アクションカード2枚しかない場合、極論そのアクションカード2枚は必ず使用できる事になります。
また、購入が余っているときは銅貨を買っておくことも重要なテクニックです。これをすることで事故リスクがほぼなくデッキの総金量を増やせます。過剰引き切りを作ることができれば大きな出力差につながるので覚えておきましょう。
成長
財宝カードでデッキの総金量を増やしながら、コンボ構築も進められるカードです。財宝がコンボの邪魔をしかねないところがジレンマですね。
この予言と7コスト、5コストの財宝カードがある時は”連鎖”を意識すると良いです。例えば両方とも該当するカードがあれば、7コスト財宝 → 金貨 → 5コスト財宝 → 4コストカード獲得, とするだけでデッキの総金量は大きく増えます。予言発動までにしっかり引き切りデッキを作り、発動後は上記の動きで金量を集めるときれいですね。
もう一つのコツとして、山賊、海賊、廷臣といった金貨獲得カードは”公領獲得カード”と捉えるというものがあります。ゲーム終盤に差が出る部分なため、1,2枚デッキに仕込んでおくといいことがあるかもしれません。それがなくても、6金出てるのに素で公領を買う、とかはやりがちなので注意です。
神風
うそやろ…こんなことが許されていいのか!? すごいデザインのカードです
新王国の10枚を予想することはできませんが、新王国のカードを使ってプレイするターンの方が基本的には長いのが難しいところですね。
大事な考え方として、この予言が発動すると、旧王国のカードは獲得できなくなってしまうため、以下のようなカードは優先して1枚以上確保しておくのが大事です。
- アクション権が増えるカード
- 購入権が増えるカード
- 呪い撒きなどのアタックカード
これらのカードは新王国に代替のカードがでないとそれだけで負けうるため、気をつけましょう。
繰り返しですが、相手と大きく差が出るのは「旧王国」のカードです。予言発動までに集めたいカードを必ずチェックしましゃう。
盛大な取引
一行目のインパクトが大きくて、二行目があまり意識されてないカードな気がします。
+アクション権の変換効果はかなり強く、村系のカードの価値が非常に高くなります。コストが下がる効果とも合わさり、突然のゲームエンドが容易に起きうります。例えばですが、8金 + 8アクション権があれば屋敷が枯れます。
常時コストが下がることで強化されるカードとしては以下のようなものがあるので確認しましょう
- 歌人とは非常に相性が良いです。歌人で歌人をドローできるようになるため、たくさん集めることで実質研究所(2ドロー1アクション)になります。
- 工房などの4コストまで獲得系カードは公領を獲得できるようになります。馬丁などは非常に強くなりますね
来寇
予言の中でも最も地味なカードだと思います。
正直自分は、この予言があることで特別構築方針を変えたりしないないです。大体のアタックカードは普通に構築してても入れることになりますしね。逆にこれがないと使わないアタックもないと思います。
強いていうと、拷問人や狂信者、寵臣、散兵など、連打することが強いカードは相性が良いです。偶像や遺物、大釜のようなアタック財宝も良いですね。ただこれらはこの予言がなくても以下略。
アタックカードの+1金効果はホントに忘れやすいので気をつけましょう。自分はよく忘れます。
まとめ
いかがでしたか?
書き始めたら予言カードの枚数が多く、とても焦りました…。結果としてまとまりのない思いついたことを書き殴る駄文、文字通りの雑解説になってしまいましたが、この記事から何か一つでも学びがあったなら幸いです。
個人的に、予言カードは結構好きです。ゲームの途中からルールが変わることが引き起こすこれまでにない構築や駆け引きは面白いです。ぜひ皆さんも、予言カードを楽しみましょう!
目指せ、ドミニオン世界のノストラダムス!


